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[特集]2014 Imagine eCommerce Conferenceリアルタイムレポート

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天方です。

Magento最大のイベント、Magento Conference imagine 2014 (2014/5/12〜2014/5/14開催)がラスベガスで開催されます。

可能な限り現地の雰囲気が伝わるようにレポートをしてみようと思います。

Magento2の進捗状況などいろいろ新しい話がきけるかなとわくわくです!!

前回は、ロサンゼルス経由でしたが今回はサンフランシスコ経由です。ラスベガスへの直行便はないのです。飛行機の会社もラスベガス空港のターミナルも、ホテルも違うので今回迷わずにつけるか自分でも心配です。

今回は飛行機の中で無線LANが使えました。インターネットにつながっていると仕事ができるので便利ですね。

乗り継ぎもトラブルなく、平穏無事にラスベガス空港に到着しました。この看板を見て一安心。

ユナイテッド航空の発着場があるターミナル3はなにもない寂しい感じのターミナルなのですが、最初移動の方法がわからず戸惑いました。ネットに繋いで調べてみたところターミナル1との無料シャトルバスがあるのでそれを使ってターミナル3に移動し、そこから、エアーポートシャトルのチケットを買って直接会場のホテルに移動できました。分かってしまえばとても簡単にホテルまで行けます。

ホテルにかかっているImagine 2013の垂れ幕。そこかしこに大型の看板などがかかっています。

本日はイベント初日でメインは明日からなのですが、Marketplaceは今日からやっているので覗いてみました。

今年も賑わってます。初日にしては前回よりも人が多いような気がします。

去年もPayPalのブースが大きめだったのですが、今回はそこにebay enterpriseの展示もありました。ebay enterpriseは日本ではサービスをしていないのですが、Eコマースの配送や決済など運用を統合的に支援するサービスのようですね。

いったんホテルの部屋に落ち着きました。やはりアメリカサイズのベッドが大きいですね。7階なのですが、窓の下にはプールの広場があるので、夜のイベントはここから写真が撮れそうです。

ラスベガスの町並み。今回はホテルが代わり目と鼻の先がザ・ストリップですが、過密スケジュールのためにここから写真をとるだけにしておきます。

さて、今回もレジストレーションでいろいろなものをもらいました。カバンが前回よりもオサレです。ロゴもすごく小さくスタイリッシュに入っているので、わかる人だけ。あれ、Magentoだ!となる感じがいいですね。 

Magento Imagine 2014の最初のジェネラルセッションが始まります。前回につづいて3Dプロジェクションマッピングで会場が形作られています。

会場の全体の雰囲気はこんなかんじです。2階席もあるようです。どうやっていくのだろう・・・。

今回のテーマは「transform」です。ECの状況が大きく変化している今だからこそということなのでしょうか。

外的な大きな変化の一つは携帯端末の利用がとても増えたことです。一人のお客様が複数の端末を使っていることも珍しくないということでしょう。実際、私個人もそういう利用が増えてきています。

Magentoも着実に成長しているということを数字で見てみたのがこの図です。240000以上の案件、約3000のエンタープライズエディションのマーチャント、2013年に260億ドル相当の取引、300以上のパートナー、6000千以上のエクステンション、2800人以上の認定開発者がいるとのことです。

また世界でのシェアについても紹介されました。いつか日本もここに追加されるようにがんばらねば。

transformというキーワードの具体例としてBOXPARKのCEOが登場です。BOXPARKはロンドンにあるショッピングモールで、新しいスタイルの実店舗を作る試みをしています。

モールの各店舗はコンテナを利用することでリアル店舗を4〜5日程度でつくれるようにしているとのこと。イベント会場などに特設店舗をつくったり、モールを短期間でつくったり、増築を簡単にできるようにしたりと実店舗のあり方にイノベーションを起こそうとしています。このBOXPARKですが、実はシステムにMagentoとPayPalを利用しているとのこと。店舗をスピーディーにつくる方法としてMagentoが選ばれているようです。

今回、ImagineでもBOXPARKのコンテナでグッズ販売が行われています。あとで行ってみたいと思います。

さて、次にMagentoのリリースについての報告です。「Magento CE1.9」と「Magento EE1.14」がリリースされたとのこと。現在利用できるとのことです。みんなすごい盛り上がりです。

新しいMagentoでは、レスポンシブデザインのテーマが標準で含まれるようになるとのことです。また、米国で使えるBill Me Laterの支払い方法やPayPal Expressチェックアウトの改良がされたようです。またEEでは検索インデックスの高速化がされたようです。他にも小さな変更があるようです。

今回レスポンシブデザインのテーマはMagentoチーム以外にもClassy Llama社のチームが貢献したとのこと、これまでのClassy Liama社はMagento Imagineでレスポンシブデザインを実現するにはどうするか発表をしてきている会社ですので、そのノウハウが標準に入ったというのはとてもうれしいです。会場の皆さんもとても喜んで拍手を送っていました。

このあと、レスポンシブのテーマのデモムービーがあるのですが、なかなか写真では伝わらないので残念です。これはPCサイズでタッチパネルで操作する場合のイメージです。


2014年5月15日 17時00分 更新

二日目の最初のブレークアウトセッションです。今年は去年よりも同時並行のセッションが大幅に増えています。私はやはり気になっているMagento2の概要のセッションに参加しました。

Magento2のマイルストーンです。みんなが知りたい情報だけに一番最初に話すんですね。2014年の終わりにDev Betaが出るということです。リリースは2016年の終わりになる予定とのこと。

Magento 2にはゴールが掲げられています。モダンな技術スタック、性能とスケーラビリーティーの増進、

それから、効率化されたカスタマイゼーション、単純化された外部とインテグレーション

そして、簡単なインストールとアップグレード、品質の高いコードとテストです。

モダンな技術としてはこんな感じのものを採用しているようです。楽しみですね。

ページキャッシュ技術もいままでのノウハウを取り込む形となっています。Varnishが標準で使えるのは楽しみです。速くなりそう。

インデックスもコードの改善がされ、部分インデックスをサポートするとのこと。商品数が多いとインデックス更新に時間がかかる問題も解消されるとうれしいですね。

インデックスもコードの改善がされ、部分インデックスをサポートするとのこと。商品数が多いとインデックス更新に時間がかかる問題も解消されるとうれしいですね。

Magento2ではブロックやレイアウトやテンプレートエンジンはViewモジュールに統合されるとのことです。同様にRouterやControllerもAppモジュールに統合されます。また、価格ロジックも統合されてるよです。いままでは分散して、広範囲をいじらなければならなかったのですが、統合されて開発が容易になりそです。

逆にCatalogやAdminhtlというモジュールは分離されるようです。これも、確かに納得のできる変更です。

レイアウトの仕組みも改善されるようです。いままでよりもテンプレートのバリエーション開発をするのが楽になるような仕組みが多数導入されています。こちらは別のセッションで詳細に解説がされるようです。

サービスレイヤーが追加されるんですね。時に顧客についてはフルセットのサービスが実装されるようです。こちらも別のセッションで詳細が聞けるようです。

開発ツールもMagento1よりもいろいろあるようです。Composerを使うと聞くとだいぶモダンになったなぁと思えます。

テストフレームワークも非常に充実いているようです。いろいろな観点でのテストができるようになるようです。Magento2の概要は以上です。他のMagento2のセッションについても後ほど報告しようと思います。

そしてお昼。おいしそう。

まだまだ、 つづきます。

 


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