ユーザがカートでできる操作の比較をします。
Magento
カート画面でできる操作
数量変更、編集、削除、送料見積り、クーポン入力ができます。編集は選択したオプションの内容を変更してカートの内容を更新する操作で、商品詳細画面に遷移します。遷移した商品詳細画面では「カートに入れる」ボタンが「カートを更新」ボタンに変わります。
数量変更操作
テキストボックスに直接数値を入力して数量を変更します。
カートブロック
カートの中身の合計数と合計金額、最近追加した商品がいくつか表示されます。合計数は設定によって商品合計点数か商品種類数かのいずれかが表示されます。
カートブロックでできる操作
編集・削除ができます。ボタンのアクションは「レジに進む」で、注文フローに直接進みます。
EC-CUBE
カート画面でできる操作
数量変更と削除ができます。
数量変更操作
「+」ボタンと「-」ボタンで数量を1つずつ変更します。
カートブロック
合計商品点数と合計金額が表示されます。
カートブロックでできる操作
特に操作はできません。ボタンのアクションは「カートを見る」でカート画面に遷移します。
Zen Cart
カート画面でできる操作
数量変更、削除、送料見積りができます。
数量変更操作
Magentoと同様、テキストボックスに直接数値を入力して数量を変更します。
カートブロック
各商品名とその数、合計金額が表示され、直近のアクションでカートに入った商品の色が変わります。
カートブロックでできる操作
EC-CUBEと同様に特に操作はできません。ボタンのアクションは「カートを見る」でカート画面に遷移します。
まとめ
カートの機能に関しては、Magentoが最も優れていると思います。特に編集の機能は間違えてカートに入れてしまった場合も簡単に変更できます。EC-CUBEやZen Cartで同じことをやろうとすると、オプションを選択し直して追加し、元からあった商品を削除しないとできませんので手間です。
数量変更は大量購入をする場合、EC-CUBEの方法では数量変更が面倒です。カートブロックの内容はMagentoが細かすぎず粗すぎずちょうど良いと思います。また、カート画面の次のステップにカートブロックから直接遷移できるのが良いです。