こんにちは、木村です。
これまではMailChimpの良さをお伝えして来ましたが、今回は私が使っていて気づいた不便な点、注意点をご紹介します。
MailChimpを使う上で不便な点、注意点
管理画面が日本語未対応
管理画面のメニュー、ヘルプは英語のみです(2013/6/4現在)。難しい英語ではありませんが、抵抗がある方には使いづらいかもしれません。
ブラウザによってエディタの動作が不安定
Part1でご紹介したリッチエディタですが、WYSIWYGで編集中はプレビューにリアルタイムで反映されます。ただ、一部のブラウザによっては反映されず保存ボタンをおしても保存されませんでした。私の場合はMac OS X、Windows7のFirefoxで発生しました。ベータ版でも確認していた不具合ですがベータが外れても不具合が残っているようです。不具合があった際はブラウザを変更して試してみてください。
キャンペーンエディタで日本語が即座に反映されない
WYSIWYG編集中はプレビューはリアルタイムに反映されると書きましたが、日本語は即座に反映されません。日本語は以下のタイミングで反映されるので慣れが必要です。
- 日本語入力を解除してASCII文字(半角モードで入力した文字)を入力した時
- 改行した時
- WYSIWYGのボタンで編集したタイミング
日本の携帯キャリアメールへの送信は要検証
米国発のサービスですので日本の携帯電話事情は考慮されていません。MailChimpが対応しているのはUnicode(UTF-8)、ASCII、拡張ASCII文字のみです。フィーチャーフォンにはShift_JISしか対応していない機種があるため、それらは当然日本語メールを表示できません。どの機種に対応して、どの機種を切るのか事前に決めておく必要があります。
またMailChimpはDKIM, Domain Keys, SenderID, SPFといった送信元ドメイン認証に対応していますが、迷惑メールと判定されないか念のため検証をしておく必要はありそうです。
私が使用していて気づいた点は以上です。気がかりは日本の携帯電話対応についてです。キャリアメールをそのまま使用しているスマホユーザもいますし、フィーチャーフォンユーザもまだまだ多いため無視できない点です。
次回はMailChimpの料金プランについてご紹介します。