谷口です。
今回は、MagentoとEC-CUBEのこの1年での変化について比較しようと思います。
Magentoの一年
2014年9月時点のバージョン
1.9.0.1
現在
1.9.2.1
1.9.0から1.9.1での主な変更点
- オプション選択のSwatchパネル形式のサポート
- レスポンシブウェブデザインのサポート
- Googleユニバーサルアナリティクス対応
- セキュリティ修正
- MySQL 5.6対応
- PHP 5.5対応
- Zend Framework 1.12.7対応
- PayPal機能拡充
- メール送信のcronジョブ化
など詳しくは以下のページを参照してください。
Magento Community Edition User Guide – Release Notes: Magento Community Edition 1.9.1
1.9.1から1.9.2での主な変更点
- テストフレームワークの追加
- パフォーマンス向上
- セキュリティ修正
など詳しくは以下のページを参照してください。
Magento Community Edition User Guide – Magento Community Edition 1.9.2 Release Notes
EC-CUBE
2014年9月時点のバージョン
2.13.0
現在
3.0.3
2.13.0から3.0.3の主な変更点
- レスポンシブウェブデザイン
- テンプレートエンジン変更(Smarty→Twig)
- 基本機能の簡素化
- 基本機能を大幅に簡素化し、追加機能で補う構成に変更
- 自動アップデート機能
- 移行ツール追加
など
また、フレームワークにSilexを採用してますので、カスタマイズやプラグイン開発の効率が向上しているそうです。
まとめ
この1年で共通した変化はレスポンシブウェブデザインになっていることです。サイトにアクセスするデバイスが多様化してきているので、標準になっているのはありがたいです。MagentoはPHPやMySQLのバージョンアップにも対応してますので、これからも安心して利用できます。また、EC-CUBEはメジャーバージョンアップがされ、機能や構成が大幅に変わりました。Magentoも近々メジャーバージョンアップが予定されていますので、どのような変化を見せるか楽しみです。