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[Magento 使い方] カテゴリの登録

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こんにちは。日吉です。

前回まではMagentoサイトのデザインについて取り上げましたが、ここからはしばらく商品の登録関連について説明していきます。

さっそく商品の登録・・・というわけではなく、その商品を入れる棚のようなもの、を整備するところから開始します。

商品が店舗に多数ある中から目的の商品を探すことはかなりの時間サイト内を見て回らなければならず、顧客にとってストレスとなりかねません。そこで、商品をその特徴や種類によって整理して分け、実店舗の棚のようなもの、「カテゴリ」に入れて管理します。するとサイトを訪れる顧客も商品を探しやすくなるというメリットがあります。まずはその商品を入れるカテゴリの登録から説明します。

Magentoはルートカテゴリという概念を導入しています。ルートカテゴリは、カテゴリを収納する棚のようなものです。そして店舗に必ず1つ作成されます。 ルートカテゴリは店舗側には表示されず、削除もできません。すべてのカテゴリはこのルートカテゴリの元にサブカテゴリとして作成され階層式に管理されます。

  1. [管理画面]の【商品管理】-【カテゴリ一覧】を開きます。

  2. 新しいルートカテゴリを作るには、左上の店舗ビューから[全ての店舗ビュー]を選び、[ルートカテゴリを追加]ボタンを押します。今回はDefault Categoryをルートカテゴリとして使うので新たに作りません。

  3. サブカテゴリを作るには、左側にツリー表示されているカテゴリの中から親となるカテゴリを選び、[サブカテゴリを追加]ボタンを押します。

  4. まず日本語の店舗のカテゴリを作るので、[店舗ビューを選ぶ]から店舗ビュー「日本語」を選び、下のツリー上のDefault Categoryを選んで、[サブカテゴリを追加]ボタンを押します。

  5. {全般}タブの設定をします。

    1. カテゴリ名:このカテゴリの名前を入力します。「食器」を入力します。
    2. 有効:このカテゴリを有効にするかどうかを選びます。「はい」を入力します。
    3. URL key:このカテゴリのURLに使われる文字を設定します。スペースは使うことはできません。ルートカテゴリの設定時には表示されません。「dishes」を入力します。
    4. 概要:このカテゴリの説明をテキストやHTMLで記述することができます。このカテゴリーの1ページ目に表示されます。カテゴリの説明を入力します。
    5. サムネイル画像:これはモバイル用の設定をした際に画像を指定するための項目ですが、今回は空白のままにします。
    6. 画像:この店舗のカテゴリトップに表示されます。今回は使用しません。
    7. Metaタイトル:ページのタイトルを入力します。
    8. MetaキーワードMetaディスクリプション:検索エンジンがページをインデックスする際に必要なキーワードと説明文を入力します。
    9. ナビゲーションメニューに表示:店舗のナビゲーションメニューに表示させるかしないかを選びます。「はい」を選びます。

  6. {表示設定}タブの設定をします。ここではカテゴリが顧客にどのように見えるのかを設定します。

    1. 表示モード:カテゴリページをどのように見せたいのかを決めます。商品を見せたいので、「商品のみ」を選びます。
    2. 静的ブロック:もし1.表示モードで[ブロックのみ]を選んだ場合、表示させたい静的ブロックを選びます。このブロックはコンテンツ管理で作成できます。
    3. アンカー:階層ナビゲーションの絞り込み選択で絞り込む項目にするかどうかを指定します。
      ※階層ナビゲーションとは・・・カテゴリ毎、価格帯毎、属性毎に商品を分類し、メニュー化したものです。下記の画像を参考にして下さい。

    4. 利用可能なソート方法:商品一覧画面で、商品を表示させるオプションを選びます。全てのオプションを可能にしたいので、全てを選びます。
    5. 標準ソート方法:デフォルトで表示される並び順を指定します。「おすすめ」を選びます。
      • おすすめ:{カテゴリの商品}タブで[おすすめ]欄に数字を入れることで商品のおすすめ順を指定することができます。そこで指定した順番で表示する際はこの項目を選びます。
      • 商品名:商品名順で並べ替えます。
      • 価格:価格順に並べ替えます。
    6. 価格ナビゲーションの範囲:カテゴリ内での絞り込み検索を価格帯で行う際、料金の範囲について指定できます。今回は指定しません。
      ※価格ナビゲーションとは・・・階層ナビゲーション内に配置される価格帯別のナビゲーション。下記の画像を参考にして下さい。

  7. {カスタムデザイン}タブの設定をします。カテゴリ毎に期間限定デザインやセールのデザインなどを適用したいときにここで設定できます。設定によっては子カテゴリにもその設定を引き継ぐことができます。この設定を変更するときは、レイアウト崩れがないかどうか確認しましょう。

    1. レイアウトHTML:変更したいデザインを記述します。
    2. 親カテゴリ設定を使用:親カテゴリと同じデザインを利用するかを設定します。
    3. 商品に適用:商品詳細画面にもカスタムデザインで指定したデザインを利用するかを指定します。
    4. カスタムデザイン:適用するデザインを選択します。
    5. 適用開始日:カスタムデザインの適用開始日を指定します。
    6. 適用終了日:カスタムデザインの適用終了日を指定します。
    7. ページレイアウト:ページのレイアウトを「空」「1カラム」「2カラム左ナビ付き」「2カラム右ナビ付き」「3カラム」から選択します。
    8. カスタムレイアウト:レイアウトをXMLで記述できます。

  8. {カテゴリの商品}タブの設定をします。商品の一覧となっており、IDの横にチェックを入れたものをカテゴリに所属させることができます。

    1. 一番左端のフィルターのドロップダウンボックスから「すべて」を選び、[検索]ボタンを押すと登録されている商品が検索結果として現れます。
    2. このカテゴリに商品を所属させたい場合、チェックボックスをチェックします。もちろん、商品は複数のカテゴリに登録できます。
    3. [おすすめ]欄には、商品一覧を「おすすめ」で表示させた場合の表示順を数字で設定することができます。数字はマイナスから指定できます。が一番最初に表示されます。
  9. 最後に必ず[保存]ボタンを押します。

 

反映箇所

カテゴリが複数ある場合は、ここまでの作業を繰り返します。作成したカテゴリを編集したい場合は、カテゴリツリーのカテゴリ名をクリックすると編集画面が表示されます。

次は商品に関連する形や色、原材料などの属性を登録していきます。


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