検索機能の比較をします。
Magento
簡易検索
キーワードのみを指定する形で、検索対象となる項目は管理画面から設定可能です。標準では商品名や商品説明文、型番、価格、概要説明などが設定されています。
詳細検索
名前や説明文など項目別にキーワードや値を指定して検索ができます。指定できる項目は簡易検索と同様に管理画面から設定可能です。
複数ワード検索
複数ワード検索ができます。半角スペース区切りでOR検索になり、AND検索はできません。
EC-CUBE
簡易検索
商品名と検索キーワード項目のみを対象としたキーワード検索です。
詳細検索
ありません。
複数ワード検索
できません。
Zen Cart
簡易検索
Magentoと同様にキーワードのみを指定する形で、商品名、型番、メーカー名、meta keywords、meta descriptionが対象で、商品説明は対象に含めるか否か選択可能です。
詳細検索
カテゴリ指定、メーカー指定と価格・登録日時で絞込み可能で、キーワードは簡易検索と同じ対象です。
複数ワード検索
AND検索もOR検索も可能で、()で優先演算させられるので複雑なAND・ORの組合せも可能です。AND検索する場合は、キーワードの間に「 AND 」でOR検索のときは「 OR 」を入れます。
まとめ
商品検索機能は検索対象を選べる分Magentoが良いのですが、複数ワード検索がOR検索のみというのが使いにくいかもしれません。かといってZen Cartの検索方法が使いやすいわけではありませんが。複数ワード検索はAND検索固定で良いように思います。EC-CUBEは検索対象の項目も少なく検索条件の指定もできないので、かなり弱いです。また、Magentoでは特定のキーワードで検索されたときに表示するページの設定もできます。例えば、存在するカテゴリ名がキーワード指定された場合に、カテゴリページを表示させるなど、検索結果のページより訴求力の高いページを表示させることも可能です。