こんにちは、長友です。
今回はMagento1.9のステンシル化についてご紹介します。
ステンシルとは何か
ステンシルとは、渋紙に文字や模様を切り抜き、これを紙、布、木の板などの上に乗せて、色を刷り込む型染めのことをいい、Webにおいては図形やシンボルを指し、画面設計などを進めるためのパーツ類と考えることができます。
ここではヘッダーやフッター、サムネイル一覧やフォーム・リストなどコンテンツの要素をパーツ化したものをステンシル化と表現します。
今回はMagento1.9で表示可能なサイドカラムの機能をステンシル化しました。
何故ステンシル化したのか
Webにおける画面設計はワイヤーフレームを作成する場合やラフを作成する場合があります。
ワイヤーフレームやラフを作成した場合は紙面上であったりデータとしてPC上で確認しますが、パーツの位置を少し変えてみたい、このパーツをなくしてみたいという場合にはデータを修正する必要があります。
より効率的に画面設計を変更して確認できるようにするためにステンシル化を行いました。
ステンシル化した手順
左右サイドカラムに、Magento1.9で表示可能なサイドカラム用機能を全て表示した状態を作成しました。
フッターにJavaScriptを追加し、モーダルウィンドウ上で左右サイドカラムに表示する機能をチェックボックスで選択できるようにしました。
ステンシル化のメリット
・ワイヤーフレームやラフの修正の必要がない
・クライアントにWEB上で直接確認してもらえる
・手軽に機能の要不要を確認できる
サイドカラムに表示できる機能にはヘッダーやフッターにも表示できるものがあります。
機能が重複しないようにしたいという場合や、機能をなくした場合の表示が見たいという場合などに手軽に利用していけると思います。