こんにちは、日吉です。
前回はウィジェット機能を使った動的コンテンツの操作について説明しました。(前回の記事はこちら)
今回も引き続きブロックとウィジェット機能の2つを使った操作方法について紹介したいと思います。
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商品の特徴に関する注意点を商品詳細ページに追加する
ここではヴィンテージテージのお皿を商品として売る際に必要な商品特有の情報を商品詳細ページに追記する例をあげてブロックとウィジェットの操作方法を説明します。
手順としては商品に関する情報をコンテンツブロックとしてMagentoに登録し、ウィジェット表示機能を使って構造化ブロックに配置し商品詳細ページに表示させるという順でページに追記します。
それではコンテンツブロックを作成してみましょう。
コンテンツブロックは【管理画面】>【ブロック一覧】で作成することができます。-
【管理画面】>【ブロック一覧】を開きます。
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「新規ブロックを追加」ボタンを押します。
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すると新規ブロックの設定画面が現れます。
- ブロックタイトル:このコンテンツブロックのタイトルを入力します。「ヴィンテージの説明」と入力します。
- 識別子:半角英数字で識別子を設定します。タイトルに関連したものを入力します。「vintage」と入力します。
- 店舗ビュー:このコンテンツブロックを表示させたい店舗ビューか、全ての店舗ビューを選びます。「全ての店舗ビュー」を選びます。
- ステータス:店舗側でこのブロックを有効にするかしないかを選びます。「有効」を選びます。
- コンテンツ:このブロックで使用するコンテンツを編集します。文章を入力します。
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[保存]ボタンを押します。
次に登録したコンテンツブロックをウィジェット表示機能を使ってウィジェットとして設置します。
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管理画面で【コンテンツ管理】>【ウィジェット表示機能】ページヘ移動します。
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[新しいウィジェット表示設定を追加する]ボタンを押します。新しいウィジェット表示設定画面が現れます。
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[設定]の各項目を選びます。
- タイプ:このブロックのタイプを入力します。「ブロック」を入力します。
- デザインパッケージ/テーマ:適用するデザインを選びます。「default/default」を選びます。
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[続ける]ボタンを押します。
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すると「フロントエンドプロパティ」タブが現れます。 タイプとデザインパッケージ/テーマには前の画面で選択した項目がセットされています。
- ウィジェット表示設定タイトル:ウィジェットに合ったタイトルを入力します。「ヴィンテージの説明」を入力します。
- 店舗ビューにアサインする:店舗ビューを割り当てます。「日本語」を選びます。
- 表示順:もし複数ブロックがあれば表示順を数字で入れます。
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[レイアウト更新]項目に移ります。[レイアウト更新追加]ボタンを押します。
- Display On:どのコンテンツグループにウィジェットを表示させるのかを選びます。ヴィンテージの商品ページに掲載したいので、「シンプル商品」を選びます。するとさらに設定項目が現れます。
- Products:「全て」、か「特定のProducts」を選びます。「特定のProduct」を選びます。 下に入力欄が現れるので、右側にある「選択を開く」アイコンをクリックします。すると商品リストが表示されるので該当する商品を選びます。
- ブロック参照:ページ内のどの構造化ブロックに表示させるかを選びます。商品情報が掲載されているところに掲載したいので、「メインコンテンツエリア」を選びます。
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「ウィジェットオプション」タブに移ります。「ブロックを選択してください…」ボタンを押します。
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「ヴィンテージの説明」を選びます。
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[保存]ボタンを押します。
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店舗側で見ると以下のように表示されます。
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以上でMagentoのデザインについての説明は終了です。文章で読むと難しく感じるのですが、実際に操作してみると「ああ、そういうことか!」と実感できると思います。ぜひ試してみてください。
次回からは商品管理について説明します。